2008/10/30

毎年恒例『精華展』開催!

京都精華大学、学園祭の【木野祭】中に開催している洋画コース企画『精華展』のお知らせです。
普段実習室として使っている教室を片付けて、学生作品を一挙に展示します。企画・運営はもちろん“シンクタンク”です。明日、31日が搬入日ですが、洋画の教員と連携をとり、今週初めから教室の片付けや看板作りを進めてきました。
課題以外の作品が中心に展示されるので、学祭参加ついでに是非お立ち寄り下さい!



11月1日(土)-3日(月)
open 10:00
close 18:00
〒606-8588
京都市左京区岩倉木野町137
京都精華大学 7号館2F・3F

2008/10/29

展覧会情報

洋画コースの3年生が出品する展覧会のお知らせです。

絵のあじ

荒武純子 森香織 長谷川彩乃 増田育世
2008年12月3日〜9日
13:00〜19:00(最終日〜17:00)

オープニングパーティー 12/3 17:00〜19:00

ギャラリースカボロ

2008/10/28

2年生合評『人物・身体と向き合う』

10月も終わりに近づき、2年生では合評1日目が行われました。
今回は油彩でのヌードモデルの他に、身体についての“写真技術を用いた作品”を制作しました。
絵画・写真各々の特性を考察し、絵画表現だから有効なこと写真表現ゆえに可能なことをつかみとれたでしょうか?





教員と意見をかわしながら新たな発見をしていきます。




2008/10/27

三年生演習

本日行われた三年生の演習の模様をUPします。

『経験としての描くこと』を体験してみるワークショップ授業です。
二人一組になり、一枚の透明のアクリルを相手と自分の間に置き向かい合います。
相手が見透せる状態で同時にアクリル板に描いて行きます。




相手が描いていくイメージ(画)を意識しながら描くことになります。
普段とは全く異なった状況での作業の中で新たな経験が生まれます。
自分がコントロール出来ない画面から学ぶことも沢山あったのではないでしょうか。。

↑先生とペアになって。。。


完成作品! アクリル板の両面にそれぞれの作品が生まれました。

単なる二人一組の共同制作だけではない『経験としての描くこと』を感じとって今後の制作に繋がる体験が出来たのではないでしょうか。

洋画準備室

今日は洋画の準備室について紹介します。

準備室とは、洋画の学生のための道具や、カメラ機材の貸し出し、
パソコンの使用などが出来る場所です。
現在は助手とTAの二人が準備室をまわしています。

道具やパソコンの他にも、洋画で購入した作品図録や定期購読している美術雑誌なども置いていたり、洋画卒業生の作品ポートフォリオの管理など美術資料の学生への公開もしています。
開催中の美術館や、ギャラリーのDMなども置いてます。

このブログの更新もここのパソコンからしていますよ☆

↑入り口入ってすぐのカウンター


↑展覧会などのDMコーナー  アシスタントの手作りです。


↑パソコン  Mac二台とWindows一台あります。

その他にも、学生の制作の相談や(制作以外も☆)雑談など
毎日わいわいと何かしらにぎわってます。

2008/10/23

3年生演習「自然物」

各自が握りこぶしサイズの自然物を一つ持ち寄り、まず、じっくり観察して頭に浮かんだ事柄をメモしていきます。次にルーペを使用し、同じようにメモをとります。さらに、その自然物を簡単にドローイングしながらメモを取ります。
最後には描いた絵と実物を比べて、気づいたこと感じたことをメモしていきます。

作業自体は大変地味ですが、作品を制作していく上で、この“発見する”行為は非常に重要なこととなるのではないでしょうか。





2008/10/22

大学院制作現場

もうすぐ11月、卒業修了制作展も近づく中、
学部生はもちろん大学院生もそれぞれの制作活動に励んでいます。
制作風景の写真をUPします。


↑本を読みながら。。。



↓撮影中!!



↑ドローイング

4年生安喜ゼミ展覧会 最終週

4週に渡って続いた、4年生安喜ゼミ展覧会も最終週を迎えました。
展覧会の模様をUPします。

7-23Galleryでは『風景談』と題して5人の展示が行われています。
身近な出来事から風景を捉えることをコンセプトにしています。







春秋館ギャラリーでは『murmur-ささやくもの-』と題して3
展示が行われています。
夢か現実か?物語性を重視したような作品が展開されています。






2008/10/20

展覧会情報

洋画コース非常勤講師の展覧会情報です。

中川 佳宣
ridges-畝あるいは稜線

2008年10月27日(月) - 11月8日(土)
11:00 - 18:00 (土曜 11:00 - 17:00)
日曜休廊

信濃橋画廊5
信濃橋画廊5、
大阪市西区西本町1-3-4陶磁器会館地階
tel&fax: 06-6532-4395
地下鉄四ツ橋線 本町駅20番出口 



2008/10/17

4年生安喜ゼミ展覧会 第3週

安喜ゼミによる展覧会、第3週です。折り返しですね。

7-23Galleryでは【「みる」から】ということで、今回の安喜ゼミメンバー全員によるグループ展が行われています。
このグループ展では、ネット上より落として来た“1枚の写真”から、メンバーがそれぞれ展開させた作品を展示しています。
企画:斎藤由佳



向かいの建物の春秋館の個展は森下真那美さんです。
【触れる自然〜3人の個展〜】最後の個展となります。3週間変わらぬ仕事量を提示してくれた個展3連発も今回で締めくくりです。

2008/10/14

1年生学内展【P展】

10月3日-10日で行われた、1年生授業・絵画技法学内展【P展】の様子をUPします。

この展覧会は、あらかじめ作品展示用に準備された場所ではなく、公共の場に作品を展示することを想定し、自身が作品を展示したい場所を利用する為に、大学事務局と相談したり、実効性・安全性を考慮に入れた作品展示方法を考えるといった、“自ら”行動することが必要となる課題展です。

7号館:洋画の教室に入る前のホールです。


春秋館:講義棟の廊下中間にある空間を使って。

流渓館:講義科目教授陣の研究室棟の壁。

7号館:エレベーター内にて。

春秋館:講義棟入り口の空間。


これら以外にも、1年生の意欲作が学内各地にちりばめられました。
事務局サイドとの交渉や作品展示方法の工夫については、まだまだこれから意識を上げていかなければいけませんが、今回は良い経験になったことでしょう。

2008/10/10

4年生安喜ゼミ展覧会 第2週

前回に引き続き、安喜ゼミによる展覧会 第2週の様子をご報告します。

7-23Galleryでは10月7日-12日の間でグループ展「所在なき世界」を行いました。
出品:赤澤明子 大石浩介 斉藤由佳 中野由里 藤村知子
企画:蒲田祐子 森下真那美
出品者5名が毎日を過ごす中で感じる“リアル”をそれぞれの視点で表出させた作品がひしめき合います。


一方、春秋館ギャラリーでは太田祐子さんの個展が展開され、一階・二階ともに巨大な作品が圧巻です。

先週からの2週連続での展示となったのは、情報館で行われた佐野みゆきさんの「ペイントアニメーションの世界」です。個人でのチラシに書かれている“・・なんか、気になる。”という言葉の通り、油絵で描かれたアニメーションが不思議な世界を作り上げます。


シンクタンク企画! 『佐川晃司レクチャー』

10月8日(水)の18:00より、洋画演習室にて『佐川晃司レクチャー』が行われました。

これはシンクタンクによる企画で、洋画教員の考えの更に深い部分に少しでも触れようという企画です。
今回は芸術学部長でもある佐川教授にレクチャーを行って頂きました。

プロジェクターを使い、佐川先生の学生時代の作品から、今現在制作中の作品の画像まで幅広く紹介しながらのプレゼンテーションでした。


学部生にとってはまだまだ難解な言葉や、複雑な思考の展開が飛び出てきますが、皆必死で頭に叩き込みます。

最後は直接質問をぶつけたり、自分の考えを話したり、有意義なレクチャーになりました。