2016/11/28

先生陣レクチャー

一年生の授業は四人の先生が担当しています。
その四人の先生方がここ数回の必修授業の合間の時間を使い、自身の作品、作家活動の紹介を行いました。

まず最初は生駒先生のレクチャーから始まりました。


生駒さんはアクリルや油彩、テンペラなどの画材を扱い具象的な画面を描いています。
話の中では自身の学生時代の作品にまつわる話から、スペインで滞在制作していた頃の話を中心に話して頂きました。




次に行ったのが田中先生のレクチャーです。


田中先生は学生時代から一貫して”火”を扱った作品を制作しています。
自身も精華大学洋画コース出身ということもあり、精華大学に在学していた頃の話から卒業後どのように作家として進んで来たかという話をして頂きました。





次にレクチャーして頂いたのが吉村先生です。



吉村先生は風景を抽象的に捉え油画で描く作品を制作しています。
吉村先生も田中先生と同じく精華大学に洋画コース出身であり、お話の中では在学中から現在までどのように制作を行ってきたかの話や、学生が今知っておくべき知識、ポートフォリオの必要性や展覧会を開く上での注意点などを話して頂きました。
普段一年生が制作している実習室でのレクチャーだったので終始アットホームな雰囲気で進んでいきました。




その次にレクチャーして頂いたのが小枝先生です。

小枝先生は二年生を対象にレクチャーを行ったのですが、折角なので一緒にまとめたいと思います。

小枝先生は写真を媒体にした版画的作品やペインティングの作品を制作しています。
今回は実際の作品を展示した状態でお話して頂きました。
中学校の教師として生きた20代から作家として生きようと決めた30代、その後の10年毎に大きく変わって来た人生の話をして頂きました。




そして最後にレクチャーして頂いたのが中川先生です。


 中川先生は自分で作物を育てたり、幼い頃から身近にあった自然との関わりの中から作品を制作しています。
お話の中では自身の制作の様子を収めたドキュメンタリーや、展覧会でのアーティストトークの映像を流しながら制作について語って頂きました。



今回のレクチャーは自分たちが教えてもらっている先生を詳しく知るいい機会だったと思います。
どのような作品を制作しているかを知ることでこれから貰える意見や指摘の意味合いもこれまでと違って聞くことができるのではないでしょうか。


先生方どうもありがとうございました。